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大学院博士前期課程1年の大場輝空さん(静岡県浜松南高校出身)が情報処理学会第88回全国大会(3月6〜8日・松山大学文京キャンパス)で行った発表により学生奨励賞を受賞しました。
ビジュアル情報処理研究室(澤野弘明情報科学科准教授)に所属する大場さんは、「水平方向卓球映像を用いた打法自動分類手法の提案」と題して発表しました。本研究では、卓球競技映像の映像解析により分析作業の自動化を目指しています。本発表では選手のレシーブ打法の自動分類に着目しました。試合映像中の選手・卓球台の位置情報と画像特徴からTransformerというAI技術を用いてラリーが行われている映像区間を検出します。ラリー中のボール軌道からボールとラケットが接触する打球時刻を検出し、打球中の選手の画像特徴からTSMを用いてレシーブ打法を高精度で分類しました。
受賞者コメント研究室の友人や先輩・後輩、先生の支えのもと、良い成果を出すことができました。今後も卓球競技分析の自動化を目指して研究に励んでいきたいです。
3月5~9日に第22回種子島ロケットコンテスト大会(JAXA宇宙航空研究開発機構などの実行委員会主催)が開催され、本学の学生チャレンジプロジェクト「種子島ロケットプロジェクト」の内の3名のチームがロケット部門の高度種目で3位に入賞しました。
大会は、自作のモデルロケットを打上げるコンテストとして毎年JAXA種子島宇宙センターで開催され、全国から多くの大学や高専などの学生、社会人も参加して行われるモデルロケットの全国大会です。今回「種子島ロケットプロジェクト」(全13名)から参加したチームのうち、ロケット部門の種目「高度」に出場した可児佳紀さん、竹ノ内裕弥さん、田中颯さん(ともに機械学科機械創造専攻4年)の"逆襲の鉄人28号"チームが953ft(290m)の高度記録で3位入賞を果たしました。
「高度」種目は、自作したモデルロケットに大会が用意するモデルロケット用エンジンと高度測定装置を搭載して最高到達高度を競う種目ですが、射点から半径250m以内の陸地で機体が破損せずに回収できなければ失格となるため、いかに機体を軽量かつ強度のあるものとして規定範囲内に落下させるかが鍵となります。このため、"逆襲の鉄人28号"チームは宇宙開発で用いられるシステムエンジニアリング手法に沿って機体を開発しました。具体的には、実際のロケットの構造を参考にしたセミモノコック構造をベースに極限まで何度も試験と修正を行いつつ相反する要求である軽量化と強度向上を両立させ、さらに種子島の強い横風にも対応できるパラシュートの開発を行いました。その結果当初設計した通りの高度を記録し見事な入賞となりました。
受賞者のコメント可児佳紀さん、竹ノ内裕弥さん、田中颯さんまずは率直に、このコンテストで3位入賞という結果を収めることができたことを大変嬉しく思います。私たちは、設計通りの最高到達高度に到達することのできる、緻密な機体の開発を実現することができました。この成果は、何も知識のなかった私たちに一から丁寧にご指導・ご助言をしてくださった渡邉教授をはじめとする、多くの方々の支えがあってこそ得られたものだと思います。支えてくださった方々に、御礼申し上げます。
【参考:種子島ロケットコンテスト大会HP 2026年受賞一覧】第22回 2026年 | ROCKET CONTEST
製作した機体
打ち上げの様子
2026年1月22日(木)から23日(金)に沖縄県宮古島市で開催された第127回コラボレーションとネットワークサービス・第45回コンシューマ・デバイス&システム・第42回デジタルコンテンツクリエーション合同研究発表会において、情報科学科 行動情報科学研究室(梶 克彦教授)に所属する牧野遥斗さんが受賞しました。
■牧野遥斗さん(情報科学科コンピュータシステム専攻4年)
受賞:学生奨励賞
「UWBアンテナとスマートフォンの融合により配置の柔軟性を向上させた屋内測位システム」
本研究では, 従来のUWB屋内測位システムにおける「有線配線の必要性」「特定の通信インフラへの依存」「アンテナ側の設定の難しさ」という3つの運用課題を解決する,アンテナとモバイルデバイスを統合したUWB測位システムを提案した.本システムの特徴は以下の3点である.第一に,各アンテナにスマートフォンを接続し, Wi-Fi DirectおよびBLEによる無線通信を実現して, 壁など阻まれた環境でも自由に置けるようにした.第二に,タブレット端末でシステム全体を統合管理し,通信手段を選ばず動作可能なポータブル構成とした.第三に,アンテナ側の設定項目をモバイル端末のGUIを用いて簡潔に登録出来るようにした.また, 測位結果やアンテナ配置はタブレット端末上で直感的に可視化され, 設置,調整,運用までの一連の作業を少ない手順で行えるようにした.本提案システムは, UWB測位本来の高精度を活かしつつ,導入負担を軽減し,環境変化にも柔軟に対応できる新しい屋内測位システムとして有効である.
受賞コメント:今回、初めての学会発表でかなり緊張をしましたが、自分の作成したシステムが最終的に形になり、スライドという形を通して色々な人に見ていただける用になりとても良かったと思いました。研究を通してUWBという新しい技術に触れ、数学やプログラミングの技術を活用して自分の中でとてもいいプロダクトを作成できたと感じています。学部で卒業をしてしまいますが、今後社会に出たときにも研究を通して学んだ知見や技術を活かして行きたいと思います。
2月26日に開催された日本設備管理学会東海支部の令和4年度学生研究発表会で、「特許をベースとする大規模言語モデルを用いた技術マッチング」のテーマで発表した経営学科の平野貴大さん(2年)が最優秀研究発表賞を受賞しました。最優秀研究発表賞は全ての研究発表で一番優れた発表に贈られる賞となります。また、支部長賞を「衛星データを利用した農業・製造業分野の生産量推定」について発表を行った経営学科の稲垣真穂さん(2年)が受賞しました。研究室配属前の2年生での学会賞受賞は異例です。
二人は経営学部の野中尋史教授の指導のもとで研究を行いました。二人の研究は野中教授と研究室メンバーで立ち上げた愛知工業大学発スタートアップである株式会社フリーヒルズラボでのサービス開発とも関連します。二人が取り組んでいる研究の概要と、受賞に寄せたコメントは以下の通りです。
▽最優秀研究発表賞平野貴大「特許をベースとする大規模言語モデルを用いた技術マッチング」
■研究概要特許技術を掛け合わせ、新しい研究開発のアイデアを創造することは、研究開発や企業連携において重要です。本研究は、生成AIによる「特許技術の融合」を安全に行うための評価手法の開発に焦点を当てたものです。生成AIには、事実と異なる情報や根拠のない内容をもっともらしく生成する(ハルシネーション)という課題があり、特に厳密さが求められる特許分野ではこれが致命的なリスクとなります。平野さんは、生成されたアイデアが「元になった特許文書に存在する用語にどれだけ基づいているか」を独自の指標で数値化しました。さらに実験の結果、一般にアイデアの質が向上するとされている「AIに批判的な評価をさせる」手法を用いると、かえって原文にない架空の数値を捏造しやすくなるという「見落とされがちなリスク」を明らかにしました。
■受賞コメント私はフリーヒルズラボで生成AIを用いたサービス開発に携わっていますが、その中でAIのハルシネーションを数え切れないほど目撃してきました。サービスを社会実装するにあたり、事実に基づかないでたらめな内容を生成するAIを世に出すわけにはいきません。この強い問題意識が研究テーマに直結し、研究デザインから発表まで、最後まで熱意を持って取り組むことができました。今後は、今回開発した評価手法を日々の開発に取り入れ、サービスの更なる安全性向上と改善に繋げていきたいと考えています。
最優秀研究発表賞を受賞した平野さん
研究概要図
▽支部長賞稲垣真穂「衛星データを利用した農業・製造業分野の生産量推定」
■研究概要オープンな衛星データである「Sentinel」を活用し、農業の収穫量と製造業の生産活動をリアルタイムで推定する手法の提案です。従来の光学画像に加え、雲を透過するレーダー波(SAR)を融合させることで、天候に左右されない高精度な分析を実現しました。特に製造業においては工場の駐車場密度と自動車販売台数に強い相関があることを実証し、公的統計に代わる「オルタナティブ・データ」としての有用性を示しました。また、農業分野においてもマルチセンシングを利用することで生産量推定が可能であることを示しました。
■受賞コメント衛星データからの生産量推定という最先端の研究テーマに取り組むことができ勉強になりました。研究は道半ばですが、今後の見通しも開けているので、一層努力して実用化につなげていきたいと思います。
支部長賞を受賞した稲垣さん
学生チャレンジプロジェクト「進化計算コンペティションのためのモジュール開発」のメンバー11人が、令和7年12月21日に富山県で開催された「進化計算コンペティション2025」に参加しました。進化計算コンペティションは、進化計算技術の実応用および産学交流の促進を目的としたプログラミング競技会です。
本大会では、性能の高い誘導モータの設計を目的としたパラメータ最適化問題が出題されました。本学チームは、学生チャレンジプロジェクトにおいて開発した、問題特性に適したプログラムを活用し、探索効率の向上を図りながら、高性能なモータ設計パラメータの導出に取り組みました。本競技会には、全国の大学の学生チームや企業、研究機関など計19チームが参加しました。その結果、本学チームは単目的部門において準トップ賞および産業応用賞を受賞しました。
チームメンバー山田航暉さん(経営情報科学研究科博士前期課程2年)小柳諒眞さん(情報科学部4年)水野航汰さん(情報科学部4年)山口瑛士さん(情報科学部4年)越田雅治さん(情報科学部4年)日比彩斗さん(情報科学部4年)川田虎之介さん(情報科学部4年)小島利光さん(情報科学部3年)橋本亘さん(情報科学部3年)吉田瞬吏さん(情報科学部3年)渡辺優二さん(情報科学部3年)小林恵一さん(情報科学部1年)
受賞者コメントみなさんは身の回りにあるモータについて1つ1つ性能が異なると聞いたことがありますか?家電製品やロボットなど、私たちの身の回りの多くの機器に使われており、現代社会を支える重要な技術の一つです。今回の取り組みでは、そんなモータごとの性能を向上させる問題に対して、より効率的に最適な設計パラメータを求めるアルゴリズムの開発に挑戦しました。私たちのチームでは、実現不可能な設計パラメータを減らすアプローチをアルゴリズムに実装しました。この手法が有効に機能し、より追い込んだ設計パラメータの追求が可能となり、大きな達成感と準トップ賞を得ることができました。
2月14日から15日にかけて、本学を含む3大学が合同で実施した「佐久島ESDプロジェクト」が、愛知県西尾市交流共創部佐久島振興課の主催により開催されました。本事業は、愛知工業大学・常葉大学・名古屋学院大学の3大学により実施され、本学からは、経営学科 経営情報システム専攻の草野栞汰さん(4年)、岩崎純哉さん(3年)、佐藤匠馬さん(1年)、川中希紘さん(1年)、玉置大暉さん(1年)の計5名の学生が参加しました。
本事業は、人口減少に伴う空き家問題を中心テーマとし、現地調査や意見交換を通して、学生ならではの視点で地域の現状を整理することを目的として実施されました。当日は、集落の散策や関係者からの説明を通して島の暮らしや課題を学び、2日目には海岸清掃や市職員との意見交換を実施しました。また、浜松で空き家活用に取り組む大端将さんの実践事例から、地域拠点づくりの考え方についても学ぶ機会がありました。参加した学生達は、自然環境や食文化、人の温かさといった佐久島の魅力を評価する一方で、通信環境の不便さや空き家の増加、情報発信の課題なども指摘しました。最終的には、イベントの企画やSNS活用、空き家を活用した滞在施設づくりなど、今後につながる提案をまとめました。
電気学科の電力システム工学研究室(津坂亮博講師)に所属する電気工学専攻4年生の護得久真聖さん(名城大学付属高等学校出身)が、一般社団法人電気設備学会が主催する2025年(第7回)学生研究発表会(2025年12月25日・大阪工業大学大宮キャンパス)において、「太陽光発電設備におけるアーク故障箇所特定手法のアルミニウム電線への適用可能性」と題して発表し、優秀賞を受賞しました 。
本研究では、太陽光発電設備での火災事故の一因である、アーク放電の発生箇所を特定する手法の開発を行っています 。今回、近年盗難対策として導入が増加しているアルミニウム電線に着目し、太陽光発電設備の故障を模擬する実験回路にてアーク放電に起因して発生するアークノイズの解析を行いました。その結果、アルミ線においても銅で生じたアークノイズと同様の傾向を確認し、本手法がアルミ線にも適用可能であることが示唆されました。
護得久さんは「このような賞をいただき大変嬉しく思います。今回の受賞を励みに、実用化に向けてさらに研究を深めていきたいです」などと喜びを話しています。
受賞者藤澤 響さん 建築学科 建築学専攻4年(愛知県立阿久比高等学校)
研究室(指導教員)建築耐震工学研究室(建築学科 巽信彦講師)
学会・大会名日本地震工学会大会
受賞名2025年度日本地震工学会大会優秀発表賞
受賞日2026年1月8日(木)
受賞テーマ接合形式を並列2丁使いとした山形鋼ブレースの繰り返し載荷実験
研究目的屋内運動場のような低層鉄骨造建築物では、耐震部材として山形鋼を用いたブレース(筋かい)が多用されています。2004年に起きた新潟県中越地震では、山形鋼の接合形式を並列2丁使いとしたブレースのつづり孔において破断被害が報告されています。本研究では、接合形式を並列2丁使いとした山形鋼ブレースを対象とし、地震の揺れを模した繰り返し載荷実験を実施することで、低サイクル疲労性能を把握するとともに、残留変形と損傷の関係を整理することを目的としています。
研究内容本研究では実大の構造実験を通して、ブレースの低サイクル疲労性能や、地震の揺れの大きさ(振幅)と部材に生じる残留変形の関係について検討しました。実験パラメータには、①振幅と②部材の長さ、③つづり孔の配置を選定しました。並列2丁使いのブレースでは、2本の山形鋼同士を一体化させる役割を担うつづり孔の位置を、部材中央に配置すると早期に破断する結果が得られました。また、載荷振幅の繰り返しにより生じる残留変形と部材の損傷度の関係を明らかにしました。
今後の展望本研究で実験に用いた試験体の断面は1種類のみであり、他の断面を用いたブレースについても同様の検討をしていきたいと考えています。また、地震被害を受けた部材に生じる残留変形と部材損傷の関係を明らかにすることで、大地震が起きた後に建築物を継続使用できるかの判断につなげることができるため、今後は残留変形と部材損傷の関係を予測するモデルを提案していきたいと考えています。
参考URLhttps://aitech.ac.jp/~tatsumi/research.html
受賞者貝谷優輔さん 工学研究科博士前期課程電気電子工学専攻1年
研究室(指導教員)ワイヤレスシステム研究室(電気学科 宮路祐一准教授)
学会・大会名無線通信システム研究会
受賞名2025年度 初年度発表者コンペティション 優秀発表賞
受賞日2026年1月27日
受賞テーマ自己干渉除去におけるRappモデル(平滑度s=1)で生じる非線形歪みの理論解析
研究目的同一周波数帯かつ同時に送受信できる帯域内全二重において、送信信号が自身の受信アンテナに回り込む「自己干渉」の除去は大きな課題であり、電力増幅器の非線形歪みがその精度を低下させる要因となります。本研究では、一般的な電力増幅器の特性を表すRappモデル(平滑度s=1)の非線形特性を直交多項式展開し、その多項式の展開係数を閉形式として導出することを目的とします。これにより理論解析の容易化が期待されます。
研究内容OFDM信号の振幅がレイリー分布に従うという統計的な性質を利用し、電力増幅器(Rappモデル、平滑度s=1)の非線形特性における展開係数を、不完全ガンマ関数の和で表される閉形式として導出しました。これにより、微分などの数学的手法を用いて最適な入力電力を理論的に特定できるようになりました。
今後の展望本研究では、Rappモデルの平滑度をs=1に限定して解析を行いましたが、実際の電力増幅器はデバイスごとに多様な非線形特性があります。今後は、理論解析で広く用いられる平滑度s=2やs=3のRappモデルについても閉形式を導出し、解析の汎用性と容易性の向上に貢献することを目指します。さらに、得られた閉形式を使用して、最適な入力電力値の特定や、MIMOシステムへの適用といった応用研究へと展開させていきたいと考えています。
応用化学科の森田靖教授および村田剛志教授の研究グループは、国内の複数の大学・研究機関と共同で、抗ウイルス薬「ファビピラビル(市販名アビガン)」がヒトの体内でどのように働くのかを明らかにしました。
2020年からの新型コロナウイルスが猛威をふるっていた時期に、低分子量のπ電子系有機分子であるファビピラビルがその特効薬になる可能性が示唆されていました。そこで森田・村田両教授は、生体内におけるその作用機序に興味を持ち、ファビピラビルをいち早く入手し量子物理学者や生化学者との共同研究を開始しました。本研究では、富士フイルム富山化学株式会社が開発した抗ウイルス薬ファビピラビルが、ヒト体内に存在する酵素であるヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(HGPRT)によって代謝され、抗ウイルス効果を発揮する活性型へと変換される過程を、核磁気共鳴(NMR)分光法を用いてリアルタイムに観測する手法を確立しました。さらに、計算科学的手法を組み合わせた解析により、HGPRTがファビピラビルを活性化する分子機序の一端を明らかにしています。今後は、本手法の中心的実験法であるNMRに「超偏極」量子技術を導入し、さらなる超高感度化したNMR実験法開発へと発展させていきます。
本研究成果については、本学を含む研究グループよりプレスリリースを行いました。詳細は、下記のプレスリリース(PDF)をご覧ください。
なお、本研究成果は、2026年2月11日付で著名な国際学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。
プレスリリース(PDF)はこちら
受賞者柴田大輝さん、鈴木海平さん、三木勇史さん情報科学部 情報科学科 コンピュータシステム専攻3年
研究室(指導教員)モバイルコンピューティング研究室(内藤彩乃 情報科学科教授)
学会・大会名モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)第6回ナノコン応用コンテスト
受賞名第6回ナノコン応用コンテスト 優秀賞
受賞日2025年11月28日
受賞作品名みまもLeafony
作品の目的本作品の目的は、共働き世帯や高齢者の単独世帯の増加に伴う子どもや高齢者の孤立を防ぐために、見守り者が不在でも、遠隔から外出・帰宅の把握と双方向の会話できるシステムを構築することです。特に、スマートフォンを持たない子どもや高齢者でも直感的に扱えるよう、タッチと音声だけで操作可能な小型デバイスを目指しました。
作品の内容本作品は、外出・帰宅検知、門限管理、メッセージ送受信の3つの機能で構成されます。ぬいぐるみ型デバイスにタッチするとマイクが起動し、取得した音声をサーバへ送信します。音声認識AIが内容をテキスト化し、文脈に応じて「外出・帰宅時間の記録」か「LINEへメッセージ送信」を自動で振り分けます。また、見守り者がLINEから送信したメッセージを、デバイスに読み上げさせることも可能です。
今後の展望今後の展望として、次の3点の改善を予定しています。第一に、人物識別機能を追加し、兄弟姉妹など複数の見守り対象者に対応すること。第二に、未読メッセージを視覚的に通知する仕組みを導入し、受信漏れ防止と省電力化を図ること。第三に、生成AIを活用して抑揚のある自然な発話を実現し、より親しみやすい見守りシステムを目指すことです。
2025年12月10日~12日に北九州国際会議場で開催されたHCGシンポジウムにおいて、情報科学科 行動情報科学研究室(梶克彦教授)に所属する学生が受賞しました。
受賞者長尾夏希さん情報科学部 情報科学科 コンピュータシステム専攻4年
受賞名特集テーマセッション賞
著者長尾夏希、多田隆人、水野楓希、丹羽慧、酒井翔琉、梶克彦
題目UWB・VIO・PDR の切り替えによる位置推定
屋内測位に関する国際会議IPIN2025の中で開催された屋内測位コンペティションであるxDR Challenge 2025に梶研グループとして参加し、3位となった手法について発表したものです。ロボットによる視覚障害者の移動支援を対象環境とし、UWB、VIO、PDR の3 手法を軌跡の信頼度に基づき動的に切り替える適応的位置推定手法を実現しました。各手法の特性を考慮し、測定値の時間的整合性、センサ固有特性、ロボットとの相対位置から信頼度を評価し最適手法を自動選択します。
受賞コメント初めての学会発表であったため、スライド作成や発表練習を重ねて準備しましたが、当日は他の発表者の先生方の素晴らしい発表に圧倒されました。質の高い発表を間近で見て、より分かりやすく伝える技術と、自身の研究を誰よりも深く理解している重要性を実感しました。この学会での学びと経験を活かし、屋内測位の研究をより一層深めていきたいと思います。
研究活動トピックス一覧
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